ここはフィリピン・ミンダナオ島・ダバオ市内から離れた所にある貧困地区です。３畳半か４畳位の１つの部屋だけの家です。電気も水道も、ガスもトイレもありません。この１部屋に６人から７人・８人位が住んでおります。夜は膝を伸ばして眠ることも出来ません。膝を抱くようにして家族は眠っております。両親には、仕事が無い家庭が多いのです。その為に子供は学校に行くことは出来ません。

　私達は、この地域で２０００年から出張教室を行って、子供達が小学校へ行くことが出来るように、小学校入学のための教育を行っております。毎年、４０名近くの子供達を学校へ送って来ました。

↑　後ろの車には、子供達の為に学用品・被服・お米・日用品・お金等を運んで、学校へ行く子供の家庭の生活支援を行っております。

上の写真は、この場所で小学校入学のための備えの勉強を毎週、出張教室として行っております。貧困地区から、毎年４０名近くの子供達が学校へ行っております。

現地の小学校に招かれての特別授業を行っております。

貧困地区の子供達への勉強会の後、1週間に1度、このような

給食活動を行っております。

成長期の子供達にとって、大切な食事会です。

子供達の楽しみの一コマでもあります。