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ニューカーメン~ごみの山の子供達~

 

 

ここはダバオ市内のニューカーメンです。ダバオ市の地図にもこの地名は記載されてはおりません。ダバオ市内の全てのあらゆるゴミが、この谷あいを埋め尽くすまで、運ばれてきます。

 

教育 を受けることの出来なかった人々が大半です。1日100円か200円の収入で生きております。1日に3度の食事をすることは大変難しいのが現状です。

悪臭と非衛生・汚染に溢れたこの地は、決して人が住むことの出来る処ではありません。ここに来る為には、途中アルカイダのテロリストのキャンプ地を通過しなければここに来ることは出来ません。私達にとっていかなる環境の中にあっても、神の前に人は尊く、気高い存在なのです。この闇の中の人々に、神の愛と教育は与えられなければならないのです。

私達は長い間、この地に入るために祈って参りました。この地に希望の光を灯すために。

私達の子の幼稚園は、ごみの山から少し遠かったようです。

その滑に、ごみ山の子供達の人数が少ない状況に気が付きました。

2016年、私達は、ごみ山の真ん中へ引っ越こを致しました。

臭いも、環境も、考えられない状況でしたが、ここは、ごみの山だけの子供達の幼稚園とんなりました。

 

この幼稚園では、1週間に1度だけの給食が行われております。

子供にとっては、1日1回だけの食べ物になるかもしれません。

それだけに大切な給食ですが、日本からの素晴らしい贈り物に子供達は大喜びです。

  

ゴミ山にあふれているあまりにも多い子供達の為に、私達は第2の幼稚園を作りました。電気もガスも水道もないけれども、子供達は集まって来ました。

 ここに、子供達の新しい生活が始まります。

ここで子供達は文字を学び、新しい生き方を学ぶのです。

ゴミ山の第2幼稚園も、すでに子供達の学びが始まりました。

日本の皆様の尊い御支援とお祈りに感謝致します。

ここでしか生きることの出来ない子供達が文字を学び、学校へ行くという光の人生がここに始まったのです。